2026/01/09
株式会社村田製作所
代表取締役社長 中島 規巨

株式会社村田製作所(以下、「当社」)が提供する統合型再エネ制御ソリューション「efinnos」が、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(以下、「JCLP※1」)主催の「脱炭素ソリューションピッチ2025」において、「脱炭素経営賞」を受賞しました。
※1 JCLP:持続可能な脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に発足した日本独自の企業グループ。当社は2018年に正会員として参画。
■受賞について
脱炭素ソリューションピッチは、JCLPの会員企業が有する実践的なソリューションを共有し、1.5℃目標
※2の実現に向けた解決策を共創する場です。
本ピッチにおいて、経営戦略と統合された優れた脱炭素の取り組みが評価され、「脱炭素経営賞」が授与されます。
当社の統合型再エネ制御ソリューション「efinnos」は、再生可能エネルギーの有効活用とエネルギーコスト削減を両立。独自の制御ライブラリとAI予測技術で発電電力の無駄を削減し、ピークカットや余剰吸収を実現します。また、自社工場での導入を通じて得た知見や実証データをもとに社外展開を進めるなど、新たなビジネス価値の創出に繋げています。
今回、自社の課題解決を起点として新たなビジネス価値を創造するとともに、当社の重要な環境・社会課題(マテリアリティ)である「脱炭素社会の実現」にも貢献するソリューションとして「efinnos」が高い評価を受け、本受賞に至りました。
※2 1.5度目標:地球の平均気温上昇を産業革命前比で1.5℃以内に抑え、気候変動の深刻化を防ぐために定められた国際的な目標。
■JCLPからの評価コメント
2035年を期限とした事業活動における使用電力の再エネ100%化を掲げ、日本の厳しい環境下でも「再エネ比率の向上と、コスト削減」を両立しうるソリューションを開発。
個別の事業所の電力需要と発電のパターンを、天候までを踏まえて解析・制御し、太陽光発電を蓄電池と連動させることで、再エネ利用率を大幅に向上させることに成功した。
また、現場の技術者の提案を経営トップが後押しすることで、自社の課題の解決を、他企業らが導入できるサービスにまで昇華させ、市場投入。自社課題の解決をビジネスの発展に育成している点を高く評価。
■今後の展望
当社は「efinnos」の更なる提供拡大を通じて、企業の再エネ利用率の向上やエネルギーコストの削減に貢献してまいります。また、デマンドレスポンス機能を実装し電力系統の安定化につなげるなど、再エネを自由に使用できる世の中を目指して技術開発を継続してまいります。
そして「efinnos」をはじめとする脱炭素社会に貢献するソリューションを用いて、社会価値と経済価値の好循環を生み出すとともに、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めてまいります。
関連サイト
・「efinnos」については
・金津村田製作所クリーンエネパークにて「efinnos」の導入効果をご確認いただけます
ムラタについて
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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